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[高度救命救急センタードクター]苛原隆之 氏 “おススメBook”
愛知医科大学病院のフライトドクター、苛原隆之氏が医学部受験生におススメします!
苛原先生のインタビュー記事はこちら
映画にもなった2人の外科医の物語
風に立つライオン
過酷なケニアの医療施設での
日本人医師と現地少年兵とのふれあい
『風に立つライオン』の著者は歌手のさだまさし。長崎大学熱帯医学研究所の医師によるケニアでの医療活動をモチーフに、さだは1987年に同名の楽曲をつくります。それを小説化したのは2013年。東日本大震災がきっかけだったとか。主人公の医師・島田航一郎は、ケニアの戦傷病院で心に傷を負った少年兵と出会います。
彼はだんだんと心を開くようになり、やがて医師を目指すことを決意。一方、航一郎は戦渦に巻き込まれてしまいます。そして2011年3月、医師となった少年兵の姿が石巻に--。
この物語は2015年に映画となり、さだに小説化と映画化をすすめた大沢たかおが主演を務めました。映画の舞台となった現地を訪れたことのある苛原氏は、「この作品は医師として私が目指していたイメージそのもの」と語っています。
![](https://form.epr-kk.co.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/pc-001book-irahara_03.jpg)
メスよ輝け!!
外科医を目指す人におすすめの
医療マンガの原点
「古本屋でたまたま見つけた医療マンガが『メスよ輝け!!』でした。主人公(当麻鉄彦)の外科医が人格者でカッコよく、手術のシーンもたくさん出てきて患者さんが次々に救われていく。実に面白かったですね。外科医を目指す人には超おすすめで、私も外科医になるという思いをより強くするきっかけになりました」と苛原氏は絶賛します。
『メスよ輝け!!』の原作者は当初、高山路爛というペンネームでしたが、その後本名の大鐘稔彦に。そして2005年から『孤高のメス』というタイトルの小説でシリーズ化され、2010年に同タイトルで映画化(主演・堤真一)。2019年にはWOWOWで連続ドラマ(主演・滝沢秀明)として放映されました。ちなみに、原作者の大鐘氏は医師でもあり、淡路島で地域医療に取り組んでいます。
『メスよ輝け!!』原作:大鐘 稔彦 作画:やまだ 哲太/ヤングジャンプコミックス/集英社
掲載冊子
こちらの記事掲載冊子は「ForMマガジン 03」です。
※2023年12月時点の取材内容
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あらかじめご了承ください。
UNIVERSITY INFO
グローバルな視野を養う世界の大学との国際交流
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