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[日本私立医科大学協会 会長]小川 彰 氏 “おススメBook”
Special Interview
小川 彰 氏
【埼玉医科大学】教育実習棟「カタロスタワー」
新時代の医学教育を先取した ”学生のための施設″
「カタロスタワー」は、埼玉医科大学の創立50周年を記念して2019年に竣工した新しい教育実習棟です。アクティブに学ぶための機能をこの建物に集約し、講義棟「オルコスホール」とともに、新時代の医学部の学修に最適な環境を提供します。学生はこの施設を充分に活用し、能動的に学び、「すぐれた臨床医」をめざし研鑽しています。
いま医学教育は学修成果基盤型に切り替わっています。到達目標(身につけるべき能力)が定められ、それに向かって学生自らが能動的に学ぶことが求められています。これは、講義を受けて知識を教わるだけではなく、自ら学ぶべき内容を考え、調べ、学友と議論を重ね、さらに深い知識に昇華させることを意味します。
カタロスタワーには、この学修スタイルに対応できる少人数グループ学修のための教室が多数あります。さまざまな授業形態に対応できる大ホールもあり、いずれもグループ討議の成果が共有できるシステムも備えています。また、学生がいつでも気軽に集い学び合うためのスペースとしてラーニングコモンズも数多くつくられています。
日本の医学部では国際基準に則ったカリキュラムを採用し、診療参加型の臨床実習が進められています。そして医師法の改正で臨床実習での学生の医行為が認められ、これからの臨床実習にあたって、学生はさらに実践的な臨床能力を身につけていく必要があります。
これに備え、シミュレーショントレーニングセンターでは、患者さんを精緻に再現したさまざまな最新シミュレータを使って充分なトレーニングを行っています。さらに、医学生として要求される臨床能力を評価することができる、国内有数のOSCEセンターを設置しています。
今後は遠隔医療も普及していきますが、本学ではこれに先駆けて、iPadを使ったオンラインによる模擬患者さんとの医療面接も始めています。
カタロスタワーは、まさに新しい医学教育が求める能力を磨くために最適化した実習施設なのです。
4階はスキルスラボの機能に加え、模擬病室を備えたシミュレーショントレーニングセンターになっています。さまざまな最新シミュレータを導入し、台数も多く用意しているので、学生一人ひとりが充分に使用することができ、確実に技能を修得できます。
4年次のOSCE(客観的臨床能力試験)に備えて練習をしたり、臨床実習で患者さんに臨む前のトレーニング、また実際に経験できない手技の修得にも活用します。
フラットな広いフロアで、一人用の机をフレキシブルに配置でき、グループワークやプレゼンテーションなどアクティブな学修が展開できます。
講義の途中ですぐに少人数グループ学修への移行も可能。前方には大型スクリーンが4枚設置され、カメラと配信設備も整い、他大学とオンライン講義の相互乗り入れなども行っています。
館内には授業の時間外でも学生が気軽に集って自主学修をしたり、話し合い、課外活動、ランチにも使えるスペースが豊富にあります。
オープンスペースのラーニングコモンは4か所で、2か所あるラーニングスタジオはガラス張りの個室になっており、開放的かつ周囲の音が遮断され、集中して議論が行えます。
こちらの記事掲載冊子は「ForMマガジン 03」です。
※2023年11月時点の取材内容
掲載冊子をお求めの方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
数に限りがございますので、在庫状況により、ご希望に添えないことがございます。
あらかじめご了承ください。
情報CLOSE-UP!
埼玉医科大学医学部特別奨学金
大学入学共通テスト利用選抜の出願時に申請を受付。
入学時350万円、2年次以降300万円を貸与します。(総額1,850万円)
定員5名、詳細は学生募集要項をご確認ください。
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