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更新日：2024.03.29

東海大学

Tokai University

成熟度が増したクリニカルクラークシップ

東海大学医学部医学科では、卒業時までに身につけるべき到達目標を明確にした「アウトカム・ベースド型カリキュラム」を導入し、良医として備えるべき6つの能力を掲げ、カリキュラムを展開しています。さらに、どの科目でどのようなスキルを高めることができるのかを明確に示したカリキュラム・マップによって、各科目の学びを通してどのようなスキルを修得するのか、学生が意識しながら受講することができる環境を整えています。

また、優れた臨床医学教育スタイルといわれている、米国式のクリニカルクラークシップを1997年に全国に先駆けて導入しています。2016年度からのカリキュラムでは、より臨床能力の向上を図るために、4年次後期から6年次前半までクリニカルクラークシップを展開しており、約2年間の臨床実習へとスケールアップしています。

さらに、海外協定大学との交換留学の充実も本医学科の特長のひとつです。米国のウェイク・フォレスト大学医学部には1990年から、ニューヨーク医科大学においては1983年から派遣留学を実施しています。その他にもイギリスやデンマークなどで3ヵ月間、学生医師として現地の学生と共に臨床実習に参加します。日本では経験できないような臨床手技や稀有な症例に接したり、世界的規模で集まっている各国の医師・医学生と交流することは、将来の医療や医学研究にも大きな財産となるでしょう。