医療人を志す人が集まる場所
【東京女子医科大学】私が学ぶ大学の魅力を話します！
東京女子医科大学は日本唯一の女性だけの医学部で、長い歴史と伝統があり、たくさんのOGの先輩方がいらっしゃいます。
将来の結婚や出産などのことを考えると、医師になってからの働き方についての不安もありますが、友人や先輩に相談することができて、ロールモデルとなる先生もたくさんいらっしゃるので、安心して勉強することができます。
私が医学部をめざしたのは、医師である父と、病気になった家族の存在が大きいです。幼いころから医師として働く父の姿を見で憧れ、人を助ける仕事がしたいと思うようになりました。
また、家族が病気のときは主治医の先生がとても親身になって治療をしてくれ、私たち患者家族にも寄り添ってケアをしてくれました。
現在は小児神経内科を志しています。小児神経内科の先生と学会に行ったり、ある病気の家族会の方を紹介していただいたりして、患者さんやご家族の方々のお話を聞いて勉強しています。患者さんとご家族の気持ちや考えを学んで、それぞれに寄り添い、思いやりのある医師になりたいと思っています。
3年次の研究プロジェクトでは、今お世話になっている教授のもとでさらに勉学に励みたいと思っています。
「TBL」は約6人のチームになり、問題をまず個人で回答してから、チームで話し合って答えを出し、その後先生が解説をする授業です。TBLの前の自己学習の時間は、友達と集まって教科書や参考文献を読みながら予習をするのがとても楽しいです。
チーム討論では、みんなで意見を出し合いながら回答を導き出すことで、より理解が深まり、問題発見能力や問題解決能力の向上が感じられます。
私が所属する室内楽団では、演奏会だけでなく入学式や卒業式など大学の式典でも演奏しています。また、様々な大学の医療系学部の学生が集まって演奏会を行う医オケというオーケストラでは、たくさんの人と交流ができ、他大の友達もいっぱいできて楽しいです！
女子医の室内楽団でもコロナ禍以前と同じようにオーケストラができるよう、部長として頑張っていきたいと思っています。
医学部受験は自分の思うようにいかないことも多く、途中でくじけそうになることもあります。私は4年浪人しましたが、将来やりたいことのために頑張ったことは後悔していませんし、ずっと応援してくれた家族や周りの人たちにはとても感謝しています。
今努力した経験は結果がどうであれ、これからの人生の糧になると思います。
みなさんも諦めず頑張ってください！！
こちらの記事掲載冊子は「私立医科大学受験ガイド2025」です。
※2024年6月時点の内容
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