医療人を志す人が集まる場所
【東京医科大学】私が学ぶ大学の魅力を話します！
世界でも珍しい学生が作った大学ということもあり、学生主体の大学です。例えば学生が要望を出せば、大学側も懇談会を開いて、決まったことをすぐに取り入れ反映してくれます。
また、研究などをしたければ、低学年の段階から最先端の機材を使わせてもらうことができます。学生が希望することを自由にさせてくれる、それが東京医科大学の魅力です。
きっかけは祖父でした。祖父は腎臓の病気を患っており人工透析をしながら生活を送っていました。透析後は疲労で寝ている姿をよく見ました。元気でいるために透析しているのに、祖父のQOLは高いとは言えない状態でした。
そこから根治術のない病を患っている人について意識するようになり、高3の進路を決めるタイミングになった時、僕は自然と医学部をめざすようになっていました。
臨床での経験を積みつつ、研究を同時にする医師になりたいと考えています。臨床で何が求められているかを知った上で、それについて研究するほうが世の中のためになると思うからです。
現在は生理学研究室に入って、筋細胞についてPCR法などを用いながら研究をしています。将来の研究につながるかはわからないですが、大学在学中に一つ自分の研究成果を発表できたらいいなと考えています。
いろんな授業を受けてきましたが、一番印象に残っているのは解剖実習です。医学部に進学した時からざっくりと医師になるという気持ちはありましたが、ご献体を目の前にした時、より実体を帯びたものになりました。
半年近くかけてご献体と向き合い、解剖を進めていく中で多くの知識を得たのはもちろんですが、学生に体を提供してくださったご本人様・ご遺族の気持ちの寛大さを感じました。
バスケ部と剣道部に所属しています。バスケ部では主務、剣道部では会計や勧誘隊長の役職です。どちらの部活も部員同士の仲がいい、最高な部活だと思っています。
バスケ部では前回の東医体・全医体で優勝し、日本一になることができました。特に東医体の決勝の試合はラスト1分まで負けていて、最後に逆転して勝つことができたので、今でも忘れられない思い出となる試合です。
受験勉強は大変ですが、医学部合格をゴールにしないで、そこを医師になるための新たなスタートだと思って勉強を頑張ってください。
また、医学部は6年間あります。勉強も大事ですが、部活や遊び、研究や旅行など自分のしたいことができる時間も沢山あります。
入学したらいろんなことにチャレンジして充実した学生生活を過ごしてほしいと思います。
こちらの記事掲載冊子は「私立医科大学受験ガイド2025」です。
※2024年6月時点の内容
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情報CLOSE-UP!
「学士選抜」「学校推薦型選抜（英語検定試験利用）」が2025年度入学者選抜より始まります！
学士選抜では、4年制または6年制大学を卒業し、そこで学んだ知識・技能を活かして、医師になることを希望する者を選抜します。
学校推薦型選抜（英語検定試験利用）では、将来、医師・研究者として海外で活躍することを志す者を選抜します。
入学後は、本学の「USMLE受験準備コース」または「リサーチ・コース」を受講していただきます。
詳細は、受験生サイトにて公開されている医学科入試概要をご確認ください。
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