北里大学の魅力とは?
キャンパスがとても広いため、施設が多く勉強のできる環境が整っていることが魅力です。図書館が複数あり、そのうち一つは24時まで開館しているため、夜遅くまで勉強をすることも可能です。5・6年生にあがると自習室を割り当てられ1人ずつの専用の勉強机も用意されます。
またOSCE(客観的臨床能力試験)に向けた実技練習ができる施設も用意されています。
医学部をめざしたきっかけは?
中学2年生のときに、医師である父親の職場を見学したことがきっかけでした。
患者さんの話を聴くだけでなく家族とも話をすることで、病気についてはもちろん、心理面や社会的側面についても患者さんを理解する姿を見て、自分もそんな医師になりたいと感じました。その人全体を診られる医師になろうと思います。
将来どのような医師になりたい?
入学当初から、患者さんにとって最善の医療を提供できる医師になりたいと考えていました。「病気」だけの治療を行うのでなく、「患者さんと病気」と向き合うことで、患者さん一人ひとりに最適な治療を行うことができると思います。
特に高齢化が進んでいる今、年齢や人生観によって患者さんが求めているものは非常に多様です。患者さんの求めていることを汲み取れるよう、実習においても積極的にコミュニケーションをとることを意識しています。
今までで、一番影響を受けた授業は?
5年生のチーム医療演習です。北里大学では医療系の学部が多く、他学部の人とチームを組み、一つの症例について意見を交換しながら治療方針やケアを決める実習があります。様々な学部の人が話し合い連携することで、これまでになかった視点から、患者さんと病気をみることができるようになりました。
各分野の専門技能を理解することもでき、将来のチーム医療にとても役立つと思います。
部活動/柔道部
柔道部の主将を務めていました。医学部と他学部部員が合同で稽古をして、部員が少ないながらも東医体に向けてメリハリをつけて稽古を行ってきました。コロナ禍では試合の機会も少なかったですが、東医体という目標に向け練習メニューを考えたり、他大学との合同稽古を企画しました。
部活動を通して学部や大学の壁を越えて交流する機会を持つことができたと思います。
医学部を志す皆さんへ
受験勉強はなかなか結果が出なくて辛いこともあると思いますが、日々コツコツと積み重ねることで必ず結果がついてきます。続ける力が一番大切です。モチベーションが保てないときは医学部をめざした理由を思い出してみてください。
受験勉強を通して得た知識や勉強方法は、医学部に入ったあともとても役立っています。
最後まで諦めずがんばってください。
掲載冊子
こちらの記事掲載冊子は「私立医科大学受験ガイド2025」です。
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