昭和大学の魅力とは?
医、歯、薬、保健医療学部が揃う医系総合大学である点です。1年次には寮生活を行い、日々を共にすることで親睦を深め、専門領域につながる基礎知識や技能を習得します。
さらに2年次以降にも、毎年4学部合同での実習があり、お互いの能力を発揮し、専門性や職種を理解できます。学生の時から多職種と交わる機会の多いことが一番の魅力だと思います。
医学部をめざしたきっかけは?
幼いころから健康であることが私のとりえでした。しかしテレビなどを見て、世界には多くの命を脅かすような病気があることを知り、大きなけがや病気も無く成長できていることは決して当たり前ではなく、とても恵まれていると幼いながらに感じました。
その時に、ご病気の方を救うのは自分の使命なのではないかと思い、医師をめざしました。
将来どのような医師になりたい?
患者さんやご家族、そして医療チームから信頼してもらえる真心を持った医師になりたいです。私が考える信頼される医師とは、医学知識や技能を持つだけでなく、実際の経験に基づいた自信と責任感を持てる人材だと思います。
その人物像に近づくために、学生のうちから積極的に実習やボランティア活動に参加することで経験を積み、出会う全ての人に真心をもって接するように心がけています。
今までで、一番影響を受けた授業は?
病院実習でICU患者さんの診察を担当した時でした。患者さん自身はとても苦しい状態にも関わらず、私が診察を終えると、まっすぐに目を見て感謝の言葉をかけてくれるその姿に、学生であっても患者さんにとっては一人の医師であり、その期待に応えなければならないことを痛感しました。
実習を通して、医師になる私を育ててくれるのは患者さんとの対話であると気が付くことができました。
部活動/応援指導部
応援指導部チアダンスに所属しており、昨年度は副主将を務めました。私たちは、入学式や卒業式といった式典、運動部の試合、そして学会などで、見てくださる方々を応援するために日々練習に励んでいます。
“誰かのために”という考えを常に持ち、仲間達と作品を作り上げていくことは、将来、患者さんのためにチーム医療を行う時にも重要な考え方であると感じています。
医学部を志す皆さんへ
私が受験勉強をしていた時、とても苦労した記憶があります。成績が伸びずに、勉強へのモチベーションが下がってしまう時期もありました。そんな時は、自分が医師になって患者さんを救っている姿をぜひ想像してみてください。
将来、自分にしか救えない命がたくさんあります。その使命感を持って、全力で頑張ってください。皆さんのことを心から応援しています。
掲載冊子
こちらの記事掲載冊子は「私立医科大学受験ガイド2025」です。
※2024年6月時点の内容
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