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【東京医科大学】自由な学び系科目

【東京医科大学】自由な学び系科目

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  • Form04東京医科大学三笘教授
    三苫 博 氏
    Hiroshi Mitoma
    副学長(教学マネジメント担当)
    医学教育学分野 主任教授
    ※肩書きは2024年12月取材時

    「学生一人ひとりの多彩な夢」をかなえる5つのプログラム

    今、医学部・医科大学が求められていることは?

    現在、本邦の医学部・医科大学は国際基準の教育課程を構成することを求められています。その中でも能動的学修(アクティブラーニング)、主体的な学修は非常に重要な点です。国際基準の教育では、課題に対して自ら調査し、検証を繰り返すという学修過程が求められるようになっています。このため、本学を初めとする医学部・医科大学は、問題基盤型学修(PBL)、シミュレーション実習、グループ討議などの手法を取り入れています。

    一方で、本邦の教育は江戸時代の寺子屋教育に源流があり、教師の教える内容を整理理解し、記憶して、正確に答える面が重要視されてきました。さらに、医学部・医科大学は、ほとんどの科目が必修科目であり、学内試験・国家試験の締め付けも強いことから、より受動的な学修態度に陥りやすい問題点があります。

    自由な学び系科目の特徴

    そこで本学では、能動的学修を推進する目的で、自由選択科目として、「自由な学び系科目」というユニークな科目群を設置しました。これは、単位認定を行いますが、進級・卒業の要件にはならない科目群です。先端的な研究を行う「リサーチ・コース」、米国の医師国家試験の対策を行う「USMLE受験準備コース」、第6学年の海外臨床実習のための準備を行う「海外臨床実習コミュニケーション」、地域医療を担うリーダーを育む「地域医療リーダーズコース」、そして将来の外科の俊英になるべく英才教育を行う「Road to Top Surgeon」です。研究、海外、地域、外科の4つがキーワードです。

    正規の授業・実習後、あるいは夏期・冬期・春期の休暇中に参加しますが、現在、約20%の学生が活発に参加しています。締め付けが強いわけではなく、いつ参加しても、また、止めるのも自由。伸び伸びとした雰囲気の中で、学生たちはそれぞれのコースを楽しんでいます。ある意味、大学が主催している部活動の側面もあります。この伸び伸びとした環境が、「知的好奇心」と「健全な野心」を育み、能動的学修には不可欠のものであるということを、私たちも学びました。

    Form04東京医大プログラム全5コース

    ◆研 究
    COURSE01 基礎研究に取り組む「リサーチ・コース」

    基礎・社会医学系の研究室に所属して、研究を実際に行います。研究手法、研究の考え方等、「研究者としての基礎」を学びます。多くの学生が、学内の研究発表会(医学会総会)、国内・国際学会で発表し、また、第5・6学年までに論文もまとめています。2年間の臨床研修期間に授業料免除の社会人大学院に入学できる制度も作り、卒前卒後のシームレスな研究教育環境を構築しています。

    参加学生のコメント
    ひとつの研究成果を出すことで、目の前の患者さんだけでなく、多くの人を救う可能性がある。臨床と研究、両方を続けて経験を生かす道も考えるようになりました。(4年生)

    Form04東京医大プログラム全5コース

    ◆海 外
    COURSE02 アメリカ医師国家試験への一歩「USMLE受験準備コース」

    米国の医師国家試験(USMLE)のステップ1合格を目標として、問題集等を学習していきます。また、米国の医療事情や、USMLEに合格し実際に米国で活躍している医師の話を聞く機会も設け、国際的な視野を涵養していきます。

    参加学生のコメント
    卒業までにやることや、海外で医師になるプロセスや厳しさをリアルに感じました。この資格を取得すればアメリカで働くチャンスがある、希望と目標ができました。(5年生)

    Form04東京医大プログラム前5コース

    ◆海 外
    COURSE03 海外臨床実習の準備「海外臨床実習コミュニケーション」

    第6学年に希望者は1か月間の海外臨床実習ができます。この機会を実りあるものにするための準備コースです。第5学年で実施し、医療面接、プレゼンテーションの練習、また、同僚、指導医とどのようにコミュニケーションを図るか、外国人講師の指導の下に、必要とされるコミュニケーション・スキルを身に付けていきます。

    参加学生のコメント
    様々な状況を想定し、英語で考えを述べる練習を繰り返しできたことで、留学をしたときに英会話に抵抗なく良好な関係を築くことができました。(6年生)

    Form04東京医大プログラム全5コース

    Form04東京医大プログラム地域医療◆地 域 医 療
    COURSE04 地域で活躍したい人へ「地域医療リーダーズコース」

    多くの学生が将来、地域医療を担うことになりますが、そのリーダーを育てたいという考えから生まれたコースです。地域の医療課題を多職種と連携しながらどのように解決するかを、段階的に学んでいきます。
    地域医療とは僻地医療のみを指す概念ではありません。「患者の病気のみを治療する」のではなく、「治療に影響を与える病気に対する理解度、家庭事情、経済事情などの要素にも配慮し、これらの解決のために、地域の医療資源をどのように活用していくか、多職種と連携しながら診療に当たる」という包括的な考えが地域医療です。
    正規の課程の地域医療実習では履修者も多く、これらの過程を実地で学ぶ十分な機会はありません。そこで、少人数で実施するという特徴を生かし、踏み込んだ実地実習を行います。大学の附属病院では決して得られない機会です。

    Form04東京医大プログラム地域医療
    診療所に加えて、地域の中核病院でも実習を行います。地域包括医療の中での中核病院の役割を理解し、また、総合診療科・総合内科の役割を実際に経験します。
    Form04東京医大プログラム地域医療
    退院計画を多職種の方が議論している様子も見学します。退院後の患者さんの生活を見据え、入院中にどのような治療計画をつくるのかを学ぶ貴重な機会です。
    Form04東京医大プログラム地域医療
    在宅診療に同伴することもあります。患者さんは生活者としての側面があることを、様々な事例を通して学びます。
    Form04東京医大プログラム地域医療
    休暇中に地方の診療所・病院で実習を行いますので、終了後は振り返りの会で皆の経験を共有します。

    参加学生のコメント
    地域医療が抱える問題、厳しい条件の中で医師はどのように対処すべきかを、学生のうちから考えるのは意味があることだと思います。現場を見れば見るほど、地域に溶け込むことがいかに重要かを感じ、人との関わり方の勉強が必要だと思いました。(2年生)

     

    ◆長期滞在型臨床実習
    地域病院で先駆的な診療参加型実習

    新潟県と協働して長期滞在型臨床実習(Longitudinal integrated clerkship;LIC)を25年4月から開始します。これは3か月の長期間、地域の基幹病院での実習を、総合診療科・総合内科に属して行うものです。このため、すべての診療科の患者さんを総合的に診療し、また急性期から外来通院する慢性期まで一人の患者さんを追っていくことが可能です。
    大学附属病院では学生の診療の役割を作ることが難しいのですが、中小規模の病院であるため、処方以外はほぼ臨床研修医と同様の診療を行うことが可能です。先駆的な臨床実習で、本学では早速導入しました。

    Form04東京医大プログラム外科◆外 科
    COURSE05 外科の知識と手技「Road to Top Surgeon」

    本プログラムは自由な学び系科目として2023年より開講しました。知識や手技を学ぶだけでなく、実際の手術室見学やシミュレーション実習を通じて、外科医療の最前線を体感できます。
    外科学の現状とともに、10年後の外科学を想定した内容を多く含みます。VR、AR画像の作成やロボット手術の体験、学外のゲスト講演や留学中の医師とのWeb面談など種々の体験をします。外科の魅力を体験しつつ、国際性やプレゼン能力も涵養します。

    Form04東京医大プログラム外科
    最先端の外科医療、教授の学生時代から現在に至るまでの経験談、「外科の将来はこうなる」など、毎回講演します。新たな発見が数多くあることでしょう。
    Form04東京医大プログラム外科

    参加学生のコメント
    外科医の先生から直接話を聞いたり手技を教えていただく貴重な機会で、学生ではなかなか触れることができない領域を学べます。外科の現場で具体的に何が行われているかがわかり、患者さんの回復の経過や理由が理解しやすくなりました。(4年生)

     

    Form04東京医大プログラム外科
    外科医としての基本的な縫合や結紮手技を修得。指導医が個別に丁寧な指導を行います。
    Form04東京医大プログラム外科
    外科医のトレーニングにも用いる動物臓器(肺、消化管)を使用して、縫合や結紮を行います。
    Form04東京医大プログラム外科
    手術室でロボット手術シミュレーション実習を行います。また、希望があれば実際の手術見学も適宜行っています。
    Form04東京医大プログラム外科
    2023年度は男子学生11名、女子学生12名、2024年度は男子学生8名、女子学生13名が本プログラムに参加しました。

    東京医科大学 受験生サイト
    受験生サイトはこちら

    掲載冊子

    こちらの記事掲載冊子は「ForMマガジン 04」です。

    ※2024年12月時点の取材内容

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    UNIVERSITY INFO

    東京医科大学
    Tokyo Medical University
    国際基準に則した
    教育プログラム

    情報CLOSE-UP!

    「学士選抜」「学校推薦型選抜(英語検定試験利用)」が2025年度入学者選抜より始まります!

    学士選抜では、4年制または6年制大学を卒業し、そこで学んだ知識・技能を活かして、医師になることを希望する者を選抜します。
    学校推薦型選抜(英語検定試験利用)では、将来、医師・研究者として海外で活躍することを志す者を選抜します。
    入学後は、本学の「USMLE受験準備コース」または「リサーチ・コース」を受講していただきます。
    詳細は、受験生サイトにて公開されている医学科入試概要をご確認ください。

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    学士選抜では、4年制または6年制大学を卒業し、そこで学んだ知識・技能を活かして、医師になることを希望する者を選抜します。
    学校推薦型選抜(英語検定試験利用)では、将来、医師・研究者として海外で活躍することを志す者を選抜します。
    入学後は、本学の「USMLE受験準備コース」または「リサーチ・コース」を受講していただきます。
    詳細は、受験生サイトにて公開されている医学科入試概要をご確認ください。

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