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【東京医科大学】自由な学び系科目
「学生一人ひとりの多彩な夢」をかなえる5つのプログラム
現在、本邦の医学部・医科大学は国際基準の教育課程を構成することを求められています。その中でも能動的学修(アクティブラーニング)、主体的な学修は非常に重要な点です。国際基準の教育では、課題に対して自ら調査し、検証を繰り返すという学修過程が求められるようになっています。このため、本学を初めとする医学部・医科大学は、問題基盤型学修(PBL)、シミュレーション実習、グループ討議などの手法を取り入れています。
一方で、本邦の教育は江戸時代の寺子屋教育に源流があり、教師の教える内容を整理理解し、記憶して、正確に答える面が重要視されてきました。さらに、医学部・医科大学は、ほとんどの科目が必修科目であり、学内試験・国家試験の締め付けも強いことから、より受動的な学修態度に陥りやすい問題点があります。
そこで本学では、能動的学修を推進する目的で、自由選択科目として、「自由な学び系科目」というユニークな科目群を設置しました。これは、単位認定を行いますが、進級・卒業の要件にはならない科目群です。先端的な研究を行う「リサーチ・コース」、米国の医師国家試験の対策を行う「USMLE受験準備コース」、第6学年の海外臨床実習のための準備を行う「海外臨床実習コミュニケーション」、地域医療を担うリーダーを育む「地域医療リーダーズコース」、そして将来の外科の俊英になるべく英才教育を行う「Road to Top Surgeon」です。研究、海外、地域、外科の4つがキーワードです。
正規の授業・実習後、あるいは夏期・冬期・春期の休暇中に参加しますが、現在、約20%の学生が活発に参加しています。締め付けが強いわけではなく、いつ参加しても、また、止めるのも自由。伸び伸びとした雰囲気の中で、学生たちはそれぞれのコースを楽しんでいます。ある意味、大学が主催している部活動の側面もあります。この伸び伸びとした環境が、「知的好奇心」と「健全な野心」を育み、能動的学修には不可欠のものであるということを、私たちも学びました。
基礎・社会医学系の研究室に所属して、研究を実際に行います。研究手法、研究の考え方等、「研究者としての基礎」を学びます。多くの学生が、学内の研究発表会(医学会総会)、国内・国際学会で発表し、また、第5・6学年までに論文もまとめています。2年間の臨床研修期間に授業料免除の社会人大学院に入学できる制度も作り、卒前卒後のシームレスな研究教育環境を構築しています。
米国の医師国家試験(USMLE)のステップ1合格を目標として、問題集等を学習していきます。また、米国の医療事情や、USMLEに合格し実際に米国で活躍している医師の話を聞く機会も設け、国際的な視野を涵養していきます。
第6学年に希望者は1か月間の海外臨床実習ができます。この機会を実りあるものにするための準備コースです。第5学年で実施し、医療面接、プレゼンテーションの練習、また、同僚、指導医とどのようにコミュニケーションを図るか、外国人講師の指導の下に、必要とされるコミュニケーション・スキルを身に付けていきます。
多くの学生が将来、地域医療を担うことになりますが、そのリーダーを育てたいという考えから生まれたコースです。地域の医療課題を多職種と連携しながらどのように解決するかを、段階的に学んでいきます。
地域医療とは僻地医療のみを指す概念ではありません。「患者の病気のみを治療する」のではなく、「治療に影響を与える病気に対する理解度、家庭事情、経済事情などの要素にも配慮し、これらの解決のために、地域の医療資源をどのように活用していくか、多職種と連携しながら診療に当たる」という包括的な考えが地域医療です。
正規の課程の地域医療実習では履修者も多く、これらの過程を実地で学ぶ十分な機会はありません。そこで、少人数で実施するという特徴を生かし、踏み込んだ実地実習を行います。大学の附属病院では決して得られない機会です。
新潟県と協働して長期滞在型臨床実習(Longitudinal integrated clerkship;LIC)を25年4月から開始します。これは3か月の長期間、地域の基幹病院での実習を、総合診療科・総合内科に属して行うものです。このため、すべての診療科の患者さんを総合的に診療し、また急性期から外来通院する慢性期まで一人の患者さんを追っていくことが可能です。
大学附属病院では学生の診療の役割を作ることが難しいのですが、中小規模の病院であるため、処方以外はほぼ臨床研修医と同様の診療を行うことが可能です。先駆的な臨床実習で、本学では早速導入しました。
本プログラムは自由な学び系科目として2023年より開講しました。知識や手技を学ぶだけでなく、実際の手術室見学やシミュレーション実習を通じて、外科医療の最前線を体感できます。
外科学の現状とともに、10年後の外科学を想定した内容を多く含みます。VR、AR画像の作成やロボット手術の体験、学外のゲスト講演や留学中の医師とのWeb面談など種々の体験をします。外科の魅力を体験しつつ、国際性やプレゼン能力も涵養します。
こちらの記事掲載冊子は「ForMマガジン 04」です。
※2024年12月時点の取材内容
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数に限りがございますので、在庫状況により、ご希望に添えないことがございます。
あらかじめご了承ください。
情報CLOSE-UP!
「学士選抜」「学校推薦型選抜(英語検定試験利用)」が2025年度入学者選抜より始まります!
学士選抜では、4年制または6年制大学を卒業し、そこで学んだ知識・技能を活かして、医師になることを希望する者を選抜します。
学校推薦型選抜(英語検定試験利用)では、将来、医師・研究者として海外で活躍することを志す者を選抜します。
入学後は、本学の「USMLE受験準備コース」または「リサーチ・コース」を受講していただきます。
詳細は、受験生サイトにて公開されている医学科入試概要をご確認ください。
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