日本医科大学の魅力とは?
首都圏の伝統ある大学であり、将来首都圏で就職する場合に名の知られた大学であることは魅力です。
また6年間で実習の期間をしっかり取っていて、国家試験までに現場に触れる機会が多く得られるのは非常に助けになります。
留学を経験できる点も魅力です。グローバル化が謳われる昨今、留学のチャンスは将来のキャリア形成の中でも強みになると思います。
医学部をめざしたきっかけは?
一番は、医師の持つ人間性に惹かれたことです。
幼少期よりかかりつけの小児科医の人柄に触れ、人間性に秀でた大人になりたいと感じました。尊敬すべき点が非常に多く、医学的知識をもって悩みを親身に受け止め、困難には寄り添って共に打開策を模索する、解決できた喜びを共有するなど、人との関わりの中で常に知識を動員し、問題解決のために手を差し伸べるその姿・人間性に惹かれました。
将来どのような医師になりたい?
まずは人間性を確立した一個人になることをめざしたいと思います。
人として当たり前のことを行える、常に自分以外の人を気遣える、など紳士的な態度で振舞える人間になるのが目標です。そのような人間性を身につけた医師として、専門に縛られずにあらゆる角度で物事を見られるようになりたいです。一方で、堅苦しいわけではなく、明るく笑顔でユーモアあふれる医師になれれば最高です。
今までで、一番影響を受けた授業は?
授業ではSGL※が印象的です。課題に対してチームで問題解決を図る学習方法は、持ちうる知識を動員する体験が、臨床現場での問題解決へのプロセスの疑似体験となり楽しい学習でした。
2年次の解剖実習は、コロナ禍で例外的な実習だった点も含め、印象深かったです。ご遺体に触れ、自分の手で侵襲を加えて学習の糧にしたのは、医師としての心構えを身につける上でかけがえのない体験でした。
※SGL:スモールグループラーニング
海外選択実習/アメリカ
海外選択クリニカルクラークシップは、ハワイ大学の関連病院で1ヶ月間行いました。はじめは日常会話のみならず、専門用語が飛び交う現場のコミュニケーションにも苦労しました。
しかし徐々に患者さんや現地スタッフとのコミュニケーションが上手くなる喜びを感じ、アメリカの医療も肌で感じられたことが成長に繋がりました。一人での海外生活もまた自分を成長させてくれました。
医学部を志す皆さんへ
まずは受験という大きな壁が待ち受けていますが、私も乗り越えられたので、大きすぎる壁ではないはずです。入学後の6年・成長した自分をイメージして、目の前の課題に一つひとつ取り組んでみてください。今日の進歩が、医学部合格に繋がると信じています。
近い将来どこかでお会いし共に働けることを願っています!!ファイト!
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こちらの記事掲載冊子は「私立医科大学受験ガイド2025」です。
※2024年6月時点の内容
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