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臨床実習・ベッドサイドラーニング(BSL)

臨床実習・ベッドサイドラーニング(BSL)とは

病院・医療機関で実際に臨床経験を積む実習のこと。4年次後半から6年次前半にかけて実施される(早期臨床体験実習を臨床実習に含める場合もある)。
ほとんどの大学では4年・5年次(前半)くらいにかけて、大学病院の多数の診療科を、1診療科1~3週間ずつローテーションで回る。実習は少人数で、入院病棟・外来での診療、手術見学、カンファレンス(症例検討会)に参加。またクルズス(少人数セミナー)などを行う。
そのあと6年次(あるいは5年次後半から)は選択実習で、各学生の進路や希望に応じて診療科を絞り、1診療科4週間程度の重点的な実習を行う。学外の病院・施設や海外での実習も可能。
国際認証カリキュラムの導入により、以前の見学型の実習から、診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)へと移行している。また指導医のもとでの学生の「医行為」も医師法で認められたため、今後はより実践的な実習が促進される。
臨床実習の期間は大学によって異なるが、従来の平均50週(2009年)が、国際的な基準に合わせて、72週くらいまで拡大してきている。

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