早期臨床体験実習
早期臨床体験実習 とは
医学部1年から3年くらいの低学年次に、大学病院や地域のクリニック、介護施設など実際の医療現場を体験する実習のこと。
例えば大学病院では、外来や病棟で医師の仕事を知る。ナースステーション・薬剤部・リハビリ・検査などの部門を体験・見学し、病院の機能と多職種連携を知る。そのほか夜勤実習や外来の患者さんに付き添う実習などがある。地域の施設では、介護の体験や地域医療の現状を見学する。他にも各大学で特色を出した様々なプログラムがある。
入学後の低学年から、段階的に医療現場で実習を行うことで、医学生としての自覚を促す、医師像の目標をもつ、講義の学修を臨床に結び付けてモチベーションを高めるなどの目的で行われる。