【話題の医療ドラマ】
「ブラックペアン2」徹底解剖

【作中にでてくる医療器具の検証】

ドラマ「ブラックペアン」シリーズは、イムス東京葛飾総合病院・心臓血管外科・医長の山岸俊介氏が医療監修を務めています。山岸氏は低侵襲小切開心臓外科手術を得意としており、オペ時間は通常の1/3以下、縫合スピードは指導医の5倍。今最も手術見学依頼公開手術依頼が多い心臓外科医です。そのような先生監修のもとに作られている手術のシーンはリアリティが凄まじいと話題。今回はそんな作中に出てくる医療器具のリアルを紹介します。

・「スナイプ」(作中で高階先生(小泉孝太郎)が僧帽弁の治療に使用する医療機器)

〈実際には〉
スナイプはドラマ内での架空の治療器具で、現実世界にはありません。僧帽弁の手術を行う場合には、縫合による施術が一般的です。現在、世界で数十の医療機器メーカーが、スナイプのような治療器具の開発に奮闘しているようで、近い将来には日本でも使用できる日が来るかもしれないとのことです。

・「ダーウィン」(作中で度々登場する手術支援ロボット)

〈実際には〉
ダーウィンのような手術支援ロボットは実在します。その名は「ダヴィンチ」。手術台から離れた場所にあるコンソールを使い、手足を使って4本のアームを操作します。高精度な3D内視鏡を備え、超精密な手術を行う内視鏡下手術支援ロボットです。大きな切開をせずに小さな穴から手術を行うため、患者の負担が小さいというメリットを持ちます。

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フィクションとノンフィクションがうまく交わる「ブラックペアン」。医療ドラマとしてのクオリティは間違いなく一級品。医療人もそうでない視聴者も、興味がそそられますね!!

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