【聖マリアンナ医科大学病院】
聖マリアンナ医科大学病院に「頭のかたち外来」が開設 ジャパン・メディカル・カンパニー社製のヘルメットを用いた「赤ちゃんの頭のかたち」矯正治療(ヘルメット治療)が受けられるようになります

聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県川崎市、病院長 大坪 毅人)が小児科・新生児科に「頭のかたち外来」を開設、株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO大野秀晃)が開発製造する、赤ちゃんの頭のかたちを矯正するヘルメット「Qurum Fit(クルムフィット)」を用いた頭蓋矯正治療の受診が可能となりました

 赤ちゃんの頭のかたち(歪み)に対する治療等についての社会的関心が高まる中、神奈川県と東京都西部の地域医療の中核を担う聖マリアンナ医科大学病院が「頭のかたち外来」を開設しました。これにより聖マリアンナ医科大学病院にて、赤ちゃんの頭の変形についての診察を受けられるようになりました。
 医師が初診から治療終了まで責任を持ち、お子様の頭のかたちと発達発育を診る外来は、神奈川県の大学病院として初の導入となります。
 聖マリアンナ医科大学病院の「赤ちゃんの頭のかたち外来」では乳児の頭蓋変形に対し、病気によって歪みが生じているのか、または位置的変形(主に寝ている時の頭の向きが原因で生じるもの)なのか、適正な鑑別診断(頭蓋健診)を受け状況に応じた治療を受けることが可能となります。診療にはジャパン・メディカル・カンパニー社の専門スタッフが参画し、医師とともに、赤ちゃんおよびご家族に寄り添ったサービスを提供してまいります。
 聖マリアンナ医科大学病院にて診療を担当する医師は、赤ちゃんの頭のかたちとヘルメット治療に関する医師同士の学び合いの場である、「位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会」や日本頭蓋健診治療研究会に参加し厳格な治療適応基準や、諸施設の現状についても学んでおります。また、ヘルメット治療の先行導入施設(大学病院)にて相談の方法やヘルメット作成までの流れについて見学をしています。

聖マリアンナ医科大学病院について

 聖マリアンナ医科大学病院は、1974年2月12日菅生の地で開院以来地域の中核病院として今日に至っております。患者さんから聖マリアンナ医科大学病院を利用してよかったと言われる病院となるよう、病院の理念であります“生命の尊厳を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療を提供する”を実践できるよう、教職員が一丸となって努めて参ります。

初診を担当する医師について

聖マリアンナ医科大学
大学病院新生児科部長
教授 北東 功
1995年 慶應義塾大学医学部 小児科 研修
2001年 米国シンシナティ小児病院 Division of Pumonary Biology Research Fellow
2004年 慶應義塾大学医学部 小児科 助教
2005年 医学博士取得
2016年 聖マリアンナ医科大学 小児科 准教授
2019年 聖マリアンナ医科大学 小児科 病院教授
2022年 聖マリアンナ医科大学 小児科 教授

【所属・認定資格】
日本小児科学会専門医・指導医
日本周産期新生児医学会専門医・指導医

「赤ちゃんの頭のかたち外来」開設にあたり北東医師よりコメント

 この度、当大学病院において「あたまの形外来」を開設いたします。この外来では、主に乳幼児の位置的頭蓋変形に対する専門的な診断と治療を行います。特に、ヘルメットを用いた治療法を中心に、患者さま一人一人の頭の形状に合わせたカスタムメイドの治療を提供します。
 位置的頭蓋変形は、赤ちゃんが同じ姿勢を長時間保つことによって起こる非対称な頭の形です。社会的にもその認識が高まり、治療を求める声が増えています。当外来では、放射線科や脳外科と密接に連携し、それぞれの赤ちゃんに最適な治療計画を考えてまいります。
 ヘルメット治療は、適切な時期に開始することが非常に重要です。当外来では、適応判定を厳密に行い、治療が必要な赤ちゃんには迅速かつ適切に対応して参ります。家族の皆様が抱える不安や疑問にも、専門のスタッフが丁寧に答えていくことを心掛けています。
 赤ちゃんの成長は一瞬です。当外来は、その大切な時期に小児科ならではのきめ細やかな最適なサポートを提供し、健やかな成長を支援いたします。

赤ちゃんの頭のゆがみについて

 赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖など外部からの圧力が主な原因ですが、稀に病的変形があり、ヘルメット治療の対象となるのは、外部からの圧力による位置的頭蓋変形になります。赤ちゃんの頭囲が急成長する生後3ヶ月~生後6か月頃までの間に、治療用のヘルメットを装着することで頭蓋変形を治療することが可能になっています。
 赤ちゃんの頭のかたちの測定は、専用の3Dスキャナーだけでなく、「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」でも行うことが可能です。
 ジャパン・メディカル・カンパニー社が開発した「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」では、写真を撮るだけで赤ちゃんの頭のかたちを簡単に計測することができます。累計25万ダウンロード(※注)を超えアプリの精度も向上しており、医師の論文発表等にもアプリデータが使用されています。アプリは医師監修の基に作られており、病院の診察の際にも役立てることもできますので、ぜひダウンロードしお役立てください。
▼国内初「赤ちゃんの頭のかたち測定」アプリが累計25万ダウンロードを突破!乳児の頭蓋変形の測定のみならず頭蓋変形に関する研究開発への応用も進む:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000046445.html
※注:2024年6月 当社調べ

製品情報 Qurum Fit(クルムフィット)/Qurum (クルム)

 長年、頭蓋形状矯正ヘルメットの製造を行なってきた株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方とともに、開発検討委員会を組成し、共同開発。最先端の3Dプリンタによる日本製ヘルメットで、高い通気性でムレにくく、ヘルメットだけでなくクッション自体も水洗いが出来ます。メカニズムからデザインまで、赤ちゃんに必要なことをカタチにしました。
 プロダクトそのものの高い品質に加え、当ヘルメットの取り扱いをご希望される医師には、ヘルメット適正治療研修会への参加と治療実績のある先行医療機関(大学病院)への見学を必須としています。当社ヘルメット導入後も、医師にはヘルメット適正治療研修会への継続参加をお願いしております。
 親御様が、頭蓋健診とヘルメット治療を安心して受けられるよう、一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会の理事を中心とする先生方と決定し導入したジャパン・メディカル・カンパニー社独自の基準です。
「最高の安心」のためにできること。ヘルメット治療の導入と導入後のプロセスもジャパン・メディカル・カンパニー社の品質のひとつです。
https://japanmedicalcompany.co.jp/qurum/

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて

 ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業です。赤ちゃんの“頭のゆがみ“を矯正するヘルメット「QurumFit(クルムフィット)」「Qurum (クルム)」の開発、製造、販売を行っております。
 ヘルメットを用いた累計症例数は15,000症例以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡⼤を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。

■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設⽴:2018年5⽉
■代表取締役CEO:⼤野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売
■URL:https://japanmedicalcompany.co.jp
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46445

●本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちら

聖マリアンナ医科大学病院 新生児科 北東 功
TEL:044-977-8111(代表) / i-hokuto@marianna-u.ac.jp

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー コーポレイト・デザイン室 柳本 瑞穂
TEL:03-5829-8342 / choice@japanmedicalcompany.co.jp

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データ提供:PRタイムズ

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