【話題の医療ドラマ】
「マウンテンドクター」徹底解剖

ドラマに登場する「山岳医」は実際に存在します。日本では大城 和恵(おおしろ・かずえ)医師が有名です。日本大学医学部の出身で、日本人初の「国際山岳医」となり、登山者の安全を守るためにさまざまな活動に取り組んでいます。また、22年6月に日本大学病院の循環器内科に「登山外来」を開設しました。主に心臓死の予防を目的とし、心臓死につながる病気がないかを検査して、病気が見つかった場合は治療を行います。ドラマで描かれた通り、状態に合わせて安全に登山するための指導をしています。これまで山岳医として三浦雄一郎氏がエベレストに登る際のチームドクターや、「世界の果てまでイッテQ!」でイモトアヤコさん率いるマナスル登頂チームドクターを務めるなどしてきた大城医師ですが、山にかかわる仕事をしているとき以外は、2つの病院で循環器と救急の診療もしています。「病院でさまざまな病気やけがの患者さんを診たり、最新の医療に触れたりすることで、その知識や技術を山でも活用することができます。山の診療も病院の診療も欠かせないものになっています」と話しており、医師としての自身の経験を山岳医療の発展に寄与しています。
実際に大学病院では、山岳医療に関心のある医学部生や研修医とかかわることがあり、「先生みたいになりたいけどどうしたらいいですか」「山に登るとき、病院を休んでも大丈夫ですか」といった質問をされることもあるそうです。

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ドラマの影響もあり、「山岳医療」は今度ますます注目される医のカタチになっていくかもしれません。

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